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の違いを比較

土木施工管理と建築施工管理
の違いを比較

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目次

施工管理という同じ職種でも、土木と建築では扱う対象や現場環境が大きく異なります。ここでは、土木施工管理と建築施工管理の違いを、役割や工事全体の進み方の観点から整理します。

土木施工管理と
建築施工管理の1年目の役割

「施工管理」は、工事が安全に進み、決められた品質や工程が守られているかを現場で確認し、必要に応じて調整することを役割としています。土木と建築では、工事の進み方や現場の構成が異なり、1年目の社員がどのような形で現場に関わるかは、現場の種類(工種)や工事環境によって変わります。

一方、土木・建築のどちらの現場にも共通するのが、現場での写真撮影です。これは、1年目の基本業務の一つで、例えば基礎や壁の内側など、工事が進むにつれて見えなくなる部分は、施工状況を都度写真で記録します。こうしたデータは、計画どおりに施工されていることを示すための重要な資料となります。

土木施工管理の場合

イメージ

土木施工管理は、トンネルやダム、橋梁などのインフラ工事に携わる職種です。土木の現場では、地盤や地形、天候などの条件が工事途中で変わることを前提に、計画を微調整しながら進める必要があります。

1年目は、測量データや出来形(完成寸法)の数値を確認し、工程表と照らし合わせながら進捗のずれを整理します。

建築施工管理の場合

建築施工管理は、ビルやマンション、スポーツ施設などの建築工事に携わる職種です。建築の現場では、完成後に人が利用することを前提に、仕上がりの寸法や納まり、見え方まで含めて管理する必要があります。

1年目は、図面を確認しながら、主に鉄筋の本数や間隔、型枠の精度、仕上げ寸法が設計どおりかを現場でチェックします。

土木施工管理と
建築施工管理の1日の流れ

施工管理の1日は朝礼から始まります。朝礼は、作業内容の確認や安全の見直しを行う、現場で最も重要な時間のひとつです。午後の作業前には昼礼を実施します。土木・建築ともに、1日の流れはほぼ変わりません。

土木施工管理の場合

土木の現場は、広い範囲にわたる現場全体の安全確認からスタートします。午前中は現場を巡回し、施工状況を確認。工事の状況を確認し、写真で記録を残します。午後も必要に応じて職人さんと打ち合わせながら、巡回や測量が続きます。

適宜事務所に戻り、写真などの記録を整理。翌日の作業計画確認や日報作成などの事務作業をこなします。

建築施工管理の場合

イメージ

建築の現場は、図面通りに進んでいるかを細かく確認するところから始まります。例えば、現場を巡回し、鉄筋の間隔や型枠の状態などをチェックしながらポイントごとに写真で記録。工程表を見ながら現場の進捗を確認、調整するほか、協力会社との打ち合わせなども入ります。

適宜事務所に戻り、写真や点検記録を整理して日報を作成。翌日の作業計画に漏れがないか確認しておきます。

土木施工管理と
建築施工管理の休日

作業の進み方や忙しくなるタイミングにも、土木と建築それぞれに特徴があります。

土木施工管理の場合

測量や仮設計画に始まり、基礎工事から構造物施工、仕上げ、検査へと進むのが土木工事です。公共工事が多いほか、工程は天候の影響を大きく受けます。週休2日制を導入する現場も増えていますが、天候や工程の進み具合によって、土曜・祝日に出勤し振替休日を取得するなど、休日が調整されることもあります。

建築施工管理の場合

建築工事は、仮設工事や基礎工事の後、躯体工事、外装・内装や設備の工事を経て、検査・引き渡しとなります。工程が安定している時期には計画的に休暇を確保できますが、繁忙期は土曜、祝日に出勤し振替休日を取得するなど休日が調整されることがあります。

SUMMARY
土木も建築も「記録と確認」が
仕事の基本

土木施工管理と建築施工管理は、扱う対象や工事環境が異なるため、1年目の業務や日々の確認内容に違いがあります。現場の進め方は異なりますが、いずれも「記録と確認」を積み重ねながら現場を支えていく仕事です。

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